本校では介護福祉士のほか、「社会福祉主事任用資格」も、卒業と同時に取得することができます。この資格を持つことで、「生活相談員」として活躍可能に。老人福祉施設では、利用者(入居者)と施設をつなぐ役割で、利用者に対する相談援助や各種手続、家族との連絡などをこなします。
「社会福祉現場実習」は、この資格を取得するための実習(2年次)。
福祉事務所や社会福祉協議会など、地域住民にとって身近な福祉機関が実習先。どのような福祉サービスや相談援助が提供されているのか、現場での体験を通して学びます。
「第3段階介護実習」に引き続き、現在取り組んでいる2年生の実習現場をご紹介します。
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▲ボランティアさんと一緒に、会食会の調理 |
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▲会食会にて、参加者の皆さんとコミュニケーション |
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▲先生による巡回指導 |
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▲事務所にて、地域サービス等の説明
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7月中旬より社会福祉協議会にて、2週間の「社会福祉現場実習」が行われています。
社会福祉協議会とは、全国に設置されている民間団体。都道府県や市町村、地区で結ばれたネットワークを通じて、ボランティア活動や福祉サービスなどを提供しています。
当日は、地区社協にて「会食会」が実施されました。地域に住む一人暮らしの高齢者を対象とした行事で、毎月1回行われています。
現場にて、調理や会場を設置。会食会を含めた地域サービスの運営方法や、実施状況などを学びます。また、実際に参加することで、ボランティアの皆さんや参加者さんとの交流を深めることもできました。
会食会後は、事務所にて実務見学。簡単な補助も行い、スタッフの方からサービス全般の説明を受けます。
また、先生による巡回指導で、実習記録などのチェックも。分からない点を質問し、実習のポイントを整理します。
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